むにくらぶ

-ぐうたら女のいきあたりばったり人生-

2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧

登録販売者試験~2章主な副作用⑩~

接触皮膚炎 ある物質が皮膚に接触することで引き起こされるかぶれ(激しい炎症)で、外用薬の副作用で生じることがあります 使用を中止すると1週間程度で治まりますが、再度触れると再発します 光過敏症 太陽光に曝されて初めてかぶれを生じる症状を光過敏症と…

登録販売者試験~2章主な副作用⑨~

イウレス様症状 腸管機能が麻痺し、腸内容物の通過が、妨げられると生じます 小児や高齢者の他、普段から便秘傾向の人は発症リスクが高くなります 下痢の治癒後、便秘を放置して症状を悪化させることもあります 悪化すると、嘔吐により脱水症状になったり、…

登録販売者試験~2章主な副作用⑧~

消化性潰瘍 胃や十二指腸の粘膜組織が損傷して、その一部が粘膜筋板を超えて欠損した、状態です 自覚症状が乏しい場合もあり、貧血症の検査や突然の吐血・下血(出血した血液が、肛門から排泄されること)によって見つかることがあります 胃のもたれ 食欲不振 …

登録販売者試験~3章主な副作用⑦~

排尿困難・尿閉 副交感神経の機能を抑制する作用を示す成分(抗コリン成分)が配合された医薬品を使用すると、排尿困難を生じることがあります 進行すると、尿閉(尿意があるのに尿が全く出ない)になったり、下腹部が膨満して激しい痛みを感じるようになります …

登録販売者試験~3章主な副作用⑥~

間質性肺炎 肺の中の肺胞と毛細血管間のガス交換効率が低下して酸素を十分に取り込むことが出来ず、低酸素状態になります 風邪や気管支炎の症状と区別が難しく、悪化すると肺線維症に移行することがあります 医薬品の使用から1~2週間程度で起きることが多い…

最近辛い

こんにちはムニクです 最近体調が悪いです 食欲が無く、腹痛が頻繁に起こります また、不安定感に襲われ、涙がでることもあります 多分メンタル面がやられていると思います 2~3ヶ月 人と関わらないで生きてみたい °・(ノД`)・°・

登録販売者試験~2章主な副作用⑤~

精神神経系に現れる副作用 ▪精神神経障害 医薬品により、中枢神経系が影響を受けることがあります 精神神経症状は、不適切な使用に限らず、通常の用法・用量でも生じます 眠気 興奮 うつ 不眠 震え…等 ▪無菌性髄膜炎 脳や脊髄の隙間を満たす髄液に細菌等が検…

登録販売者試験~2章主な副作用④~

●白血球(好中球)の減少 ステロイド性抗炎症薬や抗ガン薬等の医薬品が原因で、白血球が減少し、抵抗力が弱まることがあります 初期は風邪と見分けることが難しく、進行すると、重症の細菌感染を繰り返すことになります 突然の高熱 悪寒 喉の痛み 口内炎 倦怠…

登録販売者試験~2章主な副作用③~

肝機能障害 軽度では自覚症状が無く、血液検査で初めて判明する場合も多いです 原因と思われる医薬品を使用し続けると、肝不全を生じ、死に至ることもあります 医薬品による肝機能障害は、中毒性のものとアレルギー性のものに分けられます 中毒性:有効成分の…

登録販売者試験~2章主な副作用②~

重篤な皮膚粘膜障害 ●皮膚粘膜眼症候群(スティーブン・ジョンソン症候群) 発症の仕組みは不明で、発症の可能性がある医薬品も数が多いので、予測は極めて困難です 38℃以上の高熱 発疹・発赤、火傷様の水疱等の激しい症状が、比較的短時間のうちに全身の皮膚、…

登録販売者試験~2章 主な副作用①~

全身に現れる副作用 ●ショック(アナフィラキシー) 即時型のアレルギー反応の一種です 以前にその医薬品でアレルギーを起こしたことのある人で起きる可能性が高いです 病態は急激に悪化することが多く、対応が遅れると、チアノーゼや呼吸困難等を生じ、致命的…

登録販売者試験~3章解熱鎮痛成分③~

イブプロフェン 抗炎症作用を示し、アスピリンと比べて胃腸への悪影響が少ないです ・使用上の注意 一般医薬品において、15歳未満の小児に使用してはいけない 出産予定日12週以内の妊婦は使用してはいけない それ以前の妊婦等は医師等に相談する 胃・十二指腸…

登録販売者試験~3章解熱鎮痛成分②~

アセトアミノフェン 中枢作用により解熱鎮痛をもたらすため、末梢の抗炎症作用は期待出来ない 他の解熱鎮痛成分と比べ、胃腸障害が少ない 小児にも使用できる 注意事項 よく飲酒する人は、重篤な副作用が起こりやすい 妊婦等は、使用前に医師等に相談する 重…

登録販売者試験~3章解熱鎮痛薬~

解熱鎮痛成分解説① ●サリチル酸系解熱鎮痛成分 アスピリン、サザピリン、エテンザミド、サリチルアミド等を総称して、サリチル酸系解熱鎮痛成分といいます 使用上の注意 ライ症候群発症の可能性があるため、アスピリン、サザピリン、アスピリンアルミニウム…

登録販売者試験~3章④~

解熱鎮痛薬② 解熱鎮痛成分は、科学的に合成された成分と生薬成分に分類されます 科学的に合成された成分 解熱: 中枢神経系におけるプロスタグランジンの産生を抑制する 腎臓による水分の再吸収を促して、循環血液量を増やし、発汗を促進する 鎮痛、抗炎症: …

登録販売者試験~3章③~

解熱鎮痛薬 痛みは病気等に対する警告信号で、発熱は生体防御機能です プロスタグランジンの働き 痛みの信号を増幅して痛みを増強する 脳の温熱中枢に作用し、体温を高くする 炎症の発生に関与する 解熱鎮痛薬は、発熱や痛みを緩和するために使用する内服薬…

登録販売者試験~3章②~

風邪薬② 風邪薬の相互作用 風邪薬は他の医薬品と併用した場合、成分が重複して副作用が起こりやすくなる アルコールは医薬品の吸収や代謝に影響を与えるため、服用中の飲酒は控える 受診推奨 風邪薬は、風邪の諸症状を緩和する対症療法でしかないので、以下…

登録販売者試験~3章①~

風邪薬① 風邪(感冒)は、主にウイルスが鼻や喉に感染して発症する上気道の急性炎症の総称で、単一の疾患ではありません 通常は数日~一週間程度で症状は落ち着き(自然寛解)、予後は良好です 風邪の原因は8割がウイルスですが、細菌の感染の他、まれに非感染性…

登録販売者試験~2章32回目~

剤形 医薬品の形状のことを剤形といいます ▪医薬品の剤形と特徴 ①消化管吸収した有効成分が全身循環し薬効をもたらす剤形 錠剤(内服) 一定の形状に成型された固形製剤 薬を飛散させず、苦味を感じず服用できる 高齢者や乳幼児では飲みにくいことがある 水な…

登録販売者試験~2章31回目~

薬の体内での働き 血中に移行した有効成分の多くは、血漿タンパク質と速やかかつ可逆的に結合し、複合体を形成します この複合体は、薬物代謝酵素により代謝されず、トランスポーター(タンパク質の1つ)によって輸送されません 薬効が発現するためには、標的…

登録販売者試験~2章30回目~

薬の生体内運命② ▪有効成分の代謝 有効成分は、代謝を受けることで作用が現れたり(代謝的活性化)、作用を失ったり(不活性化)、体外へ排出されやすい形(水溶性物質)に変化します ▪有効成分の排泄 排泄とは代謝物が、尿等で体外へ排出されることです 大部分は…

登録販売者試験~2章29回目~

薬の生体内運命① ●有効成分の吸収 ▪有効成分の溶出 内服薬の殆どは、消化管から吸収されます 固形剤の内服薬の大部分は胃で有効成分が溶けますが、腸溶性製剤は腸で有効成分がとけます ▪有効成分の吸収 主に小腸で吸収されます 消化管からの吸収は濃度の高い…

登録販売者試験~2章28回目~

医薬品の作用 全身作用と局所作用に分けられます 全身作用 有効成分が循環血液中にのり、全身を巡って薬効をもたらす作用です 作用の発現には、ある程度時間がかかる 内服薬には全身作用を示すものが多い 内服薬でも、有効成分が消化管内で作用するものは局…

とんだ目に遭った

こんにちはムニクです 今日は母の日ですね 皆さんは何かプレゼントあげましたか? 私は以前より準備していて、当日にプレゼントを渡すだけでした が、思わぬところで頭を抱えることになりました 事の発端は昨日の晩、家族に頼み事をされました 曰く「プレゼ…

登録販売者試験~2章27回目~

耳 耳は、聴覚情報と平衡感覚を感知する器官で、左右一対にあり、音の立体感を認識します ▪外耳 外耳は、耳介と外耳道からなります 耳介は軟骨組織が皮膚で覆われたもので、外耳道の軟骨部に連なっています 外耳道の軟骨部には耳毛が生え、埃等が入り込むの…

登録販売者試験~2章26回目~

鼻 鼻は嗅覚を感知する器官です ▪鼻腔 鼻腔は繊毛を有し、粘液を分泌する細胞からなる粘膜で覆われています 鼻腔の粘膜に炎症を起こして腫れた状態を鼻炎といいます 鼻炎は鼻汁過多や鼻づまり(鼻閉)等の症状が現れます ・におい におい分子が嗅細胞を刺激する…

登録販売者試験~2章25回目~

●目② ▪眼瞼 眼瞼(まぶた)は、眼球の前を覆う皮膚のひだです 皮下組織が少なく薄いため、内出血や裂傷を生じやすく、また、全身的な体調不良の症状が現れやすい部分です 物理的、科学的刺激から目を保護する 目に差し込む光の量を低減させる まばたきにより、…

登録販売者試験~2章24回目~

感覚器官 ●目① 目は眼球、眼瞼、結膜、涙器、眼筋等からなり、左右一対にあり、物体の遠近感を認識します ▪眼球 眼球は眼窩(頭蓋骨のくぼみ)にある球形の器官です 眼球の外側は、黒目の部分のみ透明な角膜が覆い、その他は強膜という比較的丈夫な結合組織が…

登録販売者試験~2章23回目~

神経系② 末梢神経系 脳や脊髄から身体各部へ伸びている神経系で、体性神経系と自律神経系に分けられます ▪体性神経系 知覚神経:外部の情報を脳に伝える 運動神経:脳からの指令を骨格筋に伝える ▪自律神経系 生命や身体機能の維持のため、無意識に働く 交感神…

登録販売者試験~2章22回目~

神経系① 神経系は中枢神経系と末梢神経系に分けられます 中枢神経系 ▪脳 脳は、大脳、間脳、小脳、脳幹からなり、記憶、情動、意思決定等の役割があります 脳の下部に自律神経系、ホルモン分泌等の様々な調整機能を担う視床下部等があります 活発に活動する…