登録販売者試験~3章:歯や口中に用いる薬⑤~
禁煙補助剤②
相互作用
- ニコチンには、交感神経系を興奮させる作用があるため、アドレナリン作動成分を含む医薬品と併用すると、作用が増強する恐れがある
- 口腔内が酸性になるとニコチン吸収率が低下するため、コーヒー、炭酸飲料等を飲んだ後は、十分に間隔をあけてから使用する
- 喫煙を完全に止めたうえで使用する
- 他のニコチンを含む医薬品と併用してはいけない
- 心臓疾患、脳血管障害、バージャー病(末梢血管障害)、高血圧、甲状腺機能障害、糖尿病、腎臓病、肝臓病、胃・十二指腸潰瘍、食道炎、咽頭炎の人は、使用前に医師等に相談する
受診勧奨
- 重度のニコチン依存症の人は、医療機関を受診する
- 添付文書に記載された期限を超える使用は避ける