登録販売者試験~3章高コレステロール改善薬②~
高コレステロール改善薬とは、血中コレステロール異常の改善、血中コレステロール異常に伴う末梢血行障害の緩和(手足の痺れ、冷え)を目的とした医薬品です
高コレステロール改善成分
・大豆油不鹼化物(ソイステロール)
- 腸管におけるコレステロールの吸収を抑えます
・リノール酸、ポリエンホスファチジルコリン
・パンテチン
- LDL等の異化排泄を促し、リポタンパクリパーゼ活性を高め、HDLの産生を高めます
リボフラビン酪酸エステル
通称ビタミンB2は、コレステロール生合成抑制、排泄・異化の促進、中性脂肪の抑制、過酸化脂質の分解に働きます
尿が黄色くなる成分です
トコフェロール酢酸エステル、ガンマ-オリザノール
トコフェロール酢酸エステル(ビタミンE)、ガンマ-オリザノールは、コレステロールからの過酸化脂質の生成を抑えるほか、末梢神経における血行を促進する作用があります
使用上の注意
- 副作用として、吐き気、胃部不快感、胸やけ、下痢を生じる