登録販売者試験~3章鎮咳去痰薬③~
抗炎症成分
気道の炎症を和らげます
・トラネキサム酸、グリチルリチン酸二カリウム
抗ヒスタミン成分
アレルギーが原因である咳、喘息、気道の炎症に対して、鎮咳成分、気管支拡張成分、抗炎症成分の働きを助けます
・クロルフェニラミンマレイン酸塩等…
相互作用
- 鎮咳去痰薬と他の医薬品を併用した場合、成分が重複して副作用が起こりやすい
- 咳止めと鼻炎薬は影響し合わない、という間違った認識を持つ人がいるため、注意喚起する
注意喚起
- 鎮咳去痰薬には解熱成分は配合されていないため、発熱を鎮める作用はない
- 痰を伴わない乾いた咳が続く場合は、間質性肺炎の初期症状で、原因が医薬品の副作用の可能性がある
- 喫煙に伴う咳、痰に対して鎮咳去痰薬を長期間使用することは適切ではない
受診勧奨
- 咳が酷く、痰に線上の血が混じる
- 咳や痰、息切れの症状が長期間続く場合
- 喘息
- 反復摂取により薬物依存を生じた場合