登録販売者試験~3章:抗真菌成分~
イミダゾール系抗真菌成分
- 細胞膜を構成する成分の産生を抑える
- 細胞膜の透過性を変化
させることで、増殖を抑えます
・ミコナゾール硝酸塩、オキシコナゾール硝酸塩 等…
使用上の注意
- イミダゾール系抗真菌成分によりかぶれの症状が出た人は、他のイミダゾール系成分も使用を避ける必要がある
シクロピロクスオラミン
ウンデシレン酸
- 患部を酸性にし、発育を抑える
アモロルフィン塩酸塩、ブテナフィン塩酸塩、テルビナフィン塩酸塩
- 細胞膜を構成する成分の産生を妨げ、増殖を抑える
ピロールニトリン
受診勧奨
- 症状が悪化してしまうため、膣、陰嚢、外陰部等への使用や、湿疹、湿潤、ただれ、化膿、外傷の酷い患部への使用は避ける
- 基礎的なケアをしつつ、2週間程度使用しても改善がみられない場合は、医療機関を受診する