むにくらぶ

-ぐうたら女のいきあたりばったり人生-

登録販売者試験~3章:抗真菌薬~

みずむし・たむし

みずむし・たむしは、白癬菌という真菌の感染により起こります

発生した部位により、名称が変わります

 

みずむし

  • ほとんどの場合、足に生じるが、稀に手に生じる
  • 趾間型:指の皮が剥けて、ふやけて白くなる
  • 小水疱型:足底に小さな水疱を生じる
  • 角質増殖型:足底全体に紅斑が広がり、角質が増殖して硬化する

ぜにたむし(体部白癬)

  • 小さな丸い病巣が、胴・四肢に発生する
  • 患部が広範囲の場合、医療機関を受診する

いんきんたむし(頑癬)

  • 小さな丸い病巣が、内股ひ発生し、尻や陰嚢近くに広がっていく
  • 患部が広範囲の場合、医療機関を受診する

爪白癬

  • 爪の内部に薬が浸透しにくく、難治性の為、医療機関を受診する

しらくも(頭部白癬)

  • 小児に多い
  • 炎症が酷い場合は、医療機関を受診する

 

 

剤形の選択

・軟膏、クリーム

ジュクジュクと湿潤している患部

 

・液剤

皮膚が厚く、角質化している患部

 

 

使用上の注意

  • 初期症状は湿疹と類似している場合が多く、湿疹抗真菌成分を使用すると、症状が悪化してしまうことがある
  • 湿疹か皮膚感染か判断できない場合、抗真菌成分を使用することは適切ではない