登録販売者試験~5章:医薬品の適正使用のための啓発活動~
・登録販売者は、医薬関係者として、適切なセルフメディケーションの普及定着、医薬品の適正使用の推進のため、以下のような活動に積極的に参加、協力することが期待されます
♢薬と健康の週間
- 医薬品について正しい知識を広く生活に浸透させることを目的とする
- 毎年10月17日~23日の1週間、国、自治体、関係団体等により広報活動やイベントが実施される
♢「ダメ。ゼッタイ。」普及運動
●薬物乱用防止の啓発
・薬物乱用や薬物依存は、違法薬物だけではなく、一般用医薬品によっても生じます
・特に、青少年では、薬物乱用の危険性に関する知識が必ずしも十分でなく、好奇心から身近に手に入る薬物を、興味本位で乱用することがあります
・要指導医薬品または一般用医薬品の乱用をキッカケに、違法薬物の乱用に繋がるおそれもあり、乱用者の健康を害するだけでなく、社会的な弊害を生じるおそれが大きいといえます
・医薬品適正使用の重要性等に関して、小・中学生のうちからの啓発が重要となります