むにくらぶ

-ぐうたら女のいきあたりばったり人生-

登録販売者試験~3章鎮暈薬②~

▪鎮静成分

不安緊張を和らげる作用があります

ブロモバレリル尿素アリルイソプロピルアセチル尿素

 

▪キサンチン系成分

脳に軽い興奮を起こし、平衡感覚の混乱によるめまいを軽減させます

カフェインには、乗り物酔いによる頭痛を和らげる作用も期待できます

なお、カフェインが配合されていても、眠気が解消されるわけではありません

 

▪局所麻酔成分

胃粘膜への麻酔作用により嘔吐刺激を和らげ、吐き気を抑えます

アミノ安息香酸エチル

 

▪ビタミン成分(吐き気防止)

・ビタミンB6,ビタミンB3,ビタミンB2

 

鎮暈薬の相互作用

  • 他の医薬品(風邪薬等)と併用した場合、成分が重複して副作用が起こりやすい

 

受診勧奨

  • 3歳未満の乳幼児は、自律神経系が未発達のため、乗り物酔いが起こることはほとんどなく、乗物でむずがる場合は他の要因が考えられる
  • めまい等が日常的に生じる場合、医療機関を受診する
  • 動悸、立ちくらみ、低血圧によるふらつきは、平衡機能の障害によるめまいとは区別が必要
  • 高齢者は、平衡機能の衰えによ、めまいを起こしやすく、聴覚障害に伴って現れることも多い