登録販売者試験~2章13回目~
下気道
・気管,気管支
喉頭から気道が左右の肺へ分岐するまでの部分を気管といい、そこから肺の中で複数に枝分かれする部分を気管支といいます
・肺
肺自体には肺を動かす筋組織が無いため、自力で膨らんだり縮んだりするのではなく、横隔膜下や肋間筋によって拡張、縮小して呼吸運動が行われます
▪肺胞
肺の内部で気管支は細かく枝分かれし、末端はブドウの房のような構造になっています
球状の袋部分を肺胞といい、周囲を毛細血管が網のように取り囲んでいます
肺胞と毛細血管を取り囲んで支持している組織を間質といいます
異物が入り込んだ際は肺胞マクロファージが捕食、消化することで取り除いています
▪ガス交換
肺胞の壁を介して二酸化炭素と酸素のガス交換が行われます血液から二酸化炭素が肺胞気中に拡散し酸素が血液中の赤血球に取り込まれます