登録販売者試験～5章:相談すること④～

●「高齢者は相談すること」

主な成分･薬効群①

• 解熱鎮痛薬
• 鼻炎用内服薬
• グリセリンが配合された浣腸薬

理由

･効果が強すぎたり、副作用が現れやすかったりするため

主な成分･薬効群②

• メチルエフェドリン塩酸塩
• メチルエフェドリンサッカリン塩
• プソイドエフェドリン塩酸塩
• トリメトキノール塩酸塩水和物
• メトキシフェナミン塩酸塩

…等のアドレナリン作動成分またはマオウが配合された

• 内服薬
• 外用痔疾用薬(坐薬、注入軟膏)

理由

• 心悸亢進
• 血圧上昇
• 糖代謝促進

を起こしやすいため

主な成分･薬効群③

• グリチルリチン酸二カリウム
• グリチルレチン酸
• カンゾウ

が配合された内服薬、外用痔疾用薬

• 1日用量がグリチルリチン酸として40mg以上
• カンゾウとして1g以上を含有する場合

理由

･偽アルドステロン症を生じやすいため

主な成分･薬効群④

• スコポラミン臭化水素酸塩水和物
• メチルオクタトロピン臭化物
• イソプロパミドヨウ化物

…等の抗コリン成分またはロートエキスが配合された

• 内服薬
• 外用痔疾用薬(坐薬、注入軟膏)

理由

• 緑内障の悪化
• 口渇
• 排尿困難
• 便秘

の副作用が現れやすいため