登録販売者試験～3章鼻炎用点鼻薬①～
鼻炎の種類
急性鼻炎は、鼻腔に付着したウイルスや細菌により生じる鼻粘膜の炎症で、風邪の随伴症状として現れます
アレルギー性鼻炎は、アレルゲンに対する過敏反応により引き起こされる炎症で、花粉が原因のものは花粉症と呼ばれます
副鼻腔炎は、鼻粘膜の炎症が副鼻腔まで及んだもので、慢性的なものは蓄膿症と呼ばれます
鼻炎用点鼻薬
鼻炎用点鼻薬は鼻炎の諸症状のうち、鼻づまり、鼻水、クシャミ、頭重(頭が重い)の緩和を目的として、鼻腔内に適用される外用液剤です
アドレナリン作動成分を主体とし、抗ヒスタミン成分や抗炎症成分を組み合わせて配合されています
局所的な作用を目的とし、多くの場合、スプレー式で鼻腔内に噴霧する剤形となっています
