登録販売者試験~3章:浣腸薬①~
浣腸薬は、便秘の際に排便を促す目的で、直腸内に適用される医薬品です
肛門から薬液を注入する注入剤の他に、坐剤があります
使用上の注意
- 繰り返し使用すると、直腸の感受性が低下し効果が弱くなるため、連用してはいけない
- 便秘以外の直腸内容物の排除に用いることは適切ではない
- 乳幼児への安易な使用は避ける
- 妊婦は、流産・早産を誘発するため、使用前に医師等に相談する
- 腹痛が著しい、便秘に伴い吐き気や嘔吐が生じた場合、急性腹症の可能性があり、配合成分の刺激により、その症状が悪化する
- 排便時出血がある場合、痔出血、直腸ポリープ、直腸癌の可能性がある